保育士のやりがいランキングTOP5!仕事の喜びや社会への貢献度など魅力について解説

保育士は仕事量が多い、給料が安いなど大変なイメージを持つ方も多いですよね。

しかし、保育士の仕事を続ける中でのやりがいや魅力もたくさんあります。

社会貢献度も高く、未来を担う子どもたちの成長にとってなくてはならない存在です。

そんな保育士のやりがいをランキング形式で5つご紹介します。

日々の保育の中で感じる喜びや魅力を知ることで、保育士という仕事の素晴らしさを感じられるはずです。

保育士にはやりがいや魅力が多い

保育士は子どもの命を預かるというとても責任の大きい仕事です。

日々の保育に加えて保護者対応や書類作成、行事準備など数えきれないほどの業務をこなす必要があります。

そんな責任の重さや仕事量の多さにプラスして、給料が安いなど待遇面でのデメリットがクローズアップされることが多いですよね。

そんな話ばかり聞くと、「保育士って大変…」「いいところはないの?」と不安な気持ちになってしまう方もいるはずです。

しかし、そんな大変さを上回るぐらい保育士にはやりがいや魅力がたくさんあります。

そのやりがいに気づけるようになると、保育士という仕事が何倍も楽しくなるでしょう。

保育士のやりがいランキング1位:子どもと関われる

保育士のやりがいランキング1位:子どもと関われる

保育士と言えば、子どもと関わることが最大の役割です。

やはり子どもと向き合う中で出会う瞬間こそ、保育士のやりがいを実感できます。

子どもの無邪気さに癒される

保育士をしていて一番嬉しい瞬間は、子どもが笑顔になってくれた時です。

子どもは楽しい時には笑い、嫌な時には泣き、素直に感情を表現します。

どんな表情ももちろん可愛いですが、やはり笑顔が見られた時は心からの「嬉しい」「楽しい」が溢れていてとても愛おしく感じるのです。

そんな無邪気な姿を見ているだけでこちらまで元気をもらえ、疲れが吹き飛ぶほど癒されます。

子どもの成長を間近で見られる

子どもの成長はあっという間です。

毎日子どもたちと接する中で出会える「初めて」や「できた」の瞬間ばかりでしょう。

  • 初めて歩けるようになった
  • 言葉で伝えられるようになった
  • 昨日までできなかったことができた

昨日まで、さっきまでできなかったことが今できるようになることがたくさんあります。

そんな喜びの瞬間を間近で見られることは保育士の特権と言えるでしょう。

卒園まで・卒園後も見守れる

子どもたちが成長して立派に卒園式を迎える姿を見られることも、保育士の魅力の一つです。

入園した頃の姿や園で一緒に過ごしたたくさんの思い出で胸がいっぱいになります。

また、卒園後も兄弟がいれば園に遊びに来たり地域の小学校との交流などで顔を合わせたりと、その後の成長も見守れるのは嬉しいですよね。

保育士のやりがいランキング2位:保護者支援ができる

保育士は子どもだけでなく、その保護者とも多くのコミュニケーションを取る必要があります。

毎日の送迎時や連絡帳、面談や参観などを通して保護者支援ができることもやりがいの一つです。

保護者と一緒に子どもの成長を喜び合える

保護者と関わる中で何よりも嬉しいのは、子どもの成長を一緒に喜び合えることです。

日々、「今日はこんなことを楽しみました」「こんなことができるようになりました」など園や家庭での様子を共有することで、知らなかった子どもの姿が見えてくることもあります。

保護者と気持ちを共感し合うことで、喜びが何倍にもなるのです。

保護者の育児に対する悩みに寄り添える

子育ては楽しいことばかりではありません。

してほしくないことをしたり、泣いて手がつけられなくなったり…家庭での子どもの行動に悩みを抱えている保護者がほとんどです。

そんな時、何人もの子どもたちを見てきた保育士として、保護者の気持ちに共感したり具体的な対処法を一緒に考えたりしながら保護者に寄り添うことができます。

共働き世帯のサポートができる

保育園を利用している家庭は、共働きであることがほとんどです。

仕事と家事、育児の両立は想像よりも遥に大変で、近くに頼れる親族がいない家庭にとっては特に、保育園は子どもを安心して預けられる場所なのです。

共働き世帯の負担を少しでも軽減し、家庭全体のサポートができるのも保育士のやりがいに繋がります。

保育士のやりがいランキング3位:行事を通して達成感を味わえる

保育園には一年を通して運動会や発表会、作品展など様々な行事があります。

保育士として働く中で行事はとても大きな活動です。

行事の経験で子どもの成長を感じられる

行事はただ楽しむだけではなく、その過程の中で子どもたちの成長が感じられます。

  • 運動会で勝つために一生懸命走ったり応援したりした
  • 発表会で恥ずかしいけどお家の人に見てもらうために勇気を出した

など、目標があることで頑張る姿や苦手なことを乗り越える姿が見られます。

できたことでさらに自信をつけ、また違う何かに挑戦できるようになるのです。

行事をやり遂げた達成感を味わえる

行事は当日だけでなく、それまでの準備や練習などに最も時間と労力を使います。

計画から始まり遅くまで小道具作りをしたり何度も練習したりすると、本当にくたくたになってしまうこともあるでしょう。

それも全ては子どもたちのためです。

そして当日を迎え、見事成功した時には今までの努力が報われたかのような達成感を味わうことができます。

チームワークを意識して成功させる

行事は園全体で行うものなので、一人の力では成り立ちません。

計画や準備の段階から打合せを何度も重ね、当日を迎えるまで改善していきます。

当日も担任同士や司会、用具担当などそれぞれの役割をしっかりとこなしながら、全体を見て協力し合って動きます。

そんなチームワークを意識しながら全員で行事を成功させた時こそ、保育士の仕事にやりがいを感じられるでしょう。

保育士のやりがいランキング4位:仕事を認められる

保育士のやりがいランキング4位:仕事を認められる

保育士としての仕事ぶりを認められた時も、やりがいや喜びを感じる瞬間でしょう。

どんなに大変な毎日でも自分の保育を褒めてもらえたら、頑張っていてよかったと思えますよね。

同僚や先輩保育士に褒められる

一番近くで自分の保育を見ていてくれる同僚や先輩保育士に褒められたら、どんなに小さなことでもとても嬉しい気持ちになりますよね。

「今日のあの遊びは子どもたちがとても楽しそうだったね」「今月の制作はすごく頑張っていたね」など自分が考えた保育に対して褒めてもらえた時はやってよかったと思えます。

また、「〇〇ちゃんこんなことができるようになったね」「お友だちに優しくできていたよ」など担任をしている子どもの姿をよく見ていてくれた時にも、自分のことのように嬉しいです。

幅広い年齢の子どもに対応できる

新人保育士の頃は複数担任で先輩にサポートしてもらいながらクラス運営や子どもの対応にあたりますが、経験を積んでくると様々なクラスの担任ができます。

年齢に合わせた対応がわかるようになってくると、幅広い年齢の子どもとの関わりを楽しめるようになります。

3歳以上児を一人担任で受け持ったり年長の担任をして感動の卒園式を迎えたりすることでやりがいに繋がるでしょう。

責任あるポジションを任せられる

経験を重ねたり自分の仕事ぶりが認められたりすることで、クラスリーダーや主任、副園長など責任のあるポジションを任せられるようになります。

責任感が求められプレッシャーもありますが、自分がやってきたことが認めてもらえた喜びや仕事のモチベーションに繋がります。

後輩保育士の指導役を担ったり、園全体を把握して担任にアドバイスしたりすることもあるでしょう。

保育士のやりがいランキング5位:社会貢献ができる

共働きや待機児童が増えている現状、保育士は今後さらに求められる存在になるでしょう。

社会全体への貢献ができるという観点から、保育士のやりがいや魅力について解説していきます。

子どもの成長の基礎を作っている

子どもは、社会にとって未来を担う大切な存在です。

そんな子どもたちの成長の基礎を作っているのが保育士だと言えるでしょう。

幼少期の関わりや経験は、愛着の形成や自己肯定感の確立など成長に欠かせない基盤作りに繋がります。

保育士は、子どもの大切な時期に関わることのできる素晴らしい仕事なのです。

保護者の働く時間を確保できる

女性の社会復帰が求められている現状では、子どもの預け先の確保が何よりも重要となります。

安心して預けられる場所があることで、保護者はのびのびと働くことができるため、今後もますます保育士は社会から求められる存在となるでしょう。

また、フルタイムで働きたい保護者や共働き世帯、核家族などをサポートするためにも、保育士は必要不可欠です。

待機児童解消につながる

社会問題になっている待機児童がまだまだ増加している市区町村も多いです。

待機児童を解消するためにも、保育士はなくてはならない存在と言えます。

保育士がいることで待機児童の受け皿となる保育施設を充実させることができるので、大きな社会貢献と言えるでしょう。

社会から必要とされ、感謝されるとてもやりがいや魅力のある仕事なのです。

まとめ

保育士のやりがいをランキング形式で紹介しました。

日々子どもや保護者と関わる中で、様々な喜びや感動の瞬間に出会える素敵な仕事です。

また、園全体だけでなく社会全体から必要とされるとても重要な役割を担っています。

仕事量の多さや人間関係の難しさなど大変なことももちろん多いですが、困難を乗り越えたからこそ得られる達成感は大きなものです。

そんな喜びを感じられることや、周りから感謝されることが保育士として頑張ってきてよかったと思えるやりがいに繋がるでしょう。

今後もさらに保育士のニーズは高まると考えられます。

「保育士になりたいけど大変そう…」「保育士を続けられるだろうか…」と不安に感じている方は、保育士のやりがいや魅力を改めて知ることで明るい気持ちで再挑戦できるのではないでしょうか。

ONE ROOF ALLIANCE ワンルーフアライアンス

ONE ROOF ALLIANCE ワンルーフアライアンス
現在、都内22の認可保育園と認定こども園を運営する「社会福祉法人東京児童協会」と、企業主導型保育園や学童保育の運営、海外への保育事業を展開する「株式会社ONE ROOF」が主体となり、新しい子育て社会を実現していくネットワークです。